私たちについて
About us
日本にはもっとたくさんの
日本酒があるのに。いつか自分がやってやる。
渡米して以来ずっと抱いていたこの思い。酒類業界に身を置く中、この思いは日々強くなるばかりでした。そんな中、クラフトビールの製造現場で出会った画期的な缶充填の技術。いかに酸素を含ませずに缶充填するかが重要な点はビールも日本酒も同じ。わずかな希望を一身に受けNOREN SAKEは誕生する。
醸造設備を日本に輸出する中で出会った、アメリカを代表する缶充填機メーカー「Wild Goose Filling」。画期的な駆動構造と酸素が大敵であるビールにおいて、溶存酸素を極限まで抑え缶充填する技術に魅せられる。
「これなら日本酒を缶に詰めれるかもしれない。」
そんな中、コロナウィルスに伴う水際対策がスタート。全面的に渡航規制が敷かれ日本国籍を持たない者の入国が瞬く間に禁止された。持ち帰り需要に応えキャッシュを作らなければならない製造現場に待ったはない。毎月のように日本帰国し、数多の立上現場を経験したことは大きな自信に繋がった。
缶に詰めることで、重量は各段に軽くなり輸送費は下がる。輸送費が下がれば、何週間もかかる船積みから数日で到着するエアー出荷を活用できる。冷蔵コンテナ一本を満杯にして送ることは品質、資金繰りの面でも難しい。日本酒は缶にすることでもっとたくさんの人の手に渡る。